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朝起きて消えてしまう情熱なら持たないほうがいい

by 槻 ゆうき

 情熱を持続させることは難しい。

 やってやる、と思った時の気持ちをそのままずっと持ち続けることができるのなら、なんにだって立ち向かえるだろう。

 やってやると思った時の、その百パーセントの炎は、いろんな要因で小さくなっていく。情熱の行動をしても炎の力は小さくなっていくし、炎の力を小さくする要因は、歳を重ねるごとに増えていく。

 放っておけば、炎はいとも簡単に消えてしまう。

 消えたあとに再び着火したとして、その炎の色は違うものかもしれない。

 どうやって「炎を消さないか」が大切だ。

 消えさえしなければ、情熱の炎は再び力を取り戻していく。それを意識することが大切だと、最近になって気がついた。

 

 もし炎の力が五パーセントまで落ちてしまったとして、そこで五パーセントから引き上げようとすると、炎自体にかなりの負荷がかかってしまう。

 だから、「今は五パーセントのままで持続させる」という意識で、炎を消さないようにする。

 その方法は人によって違うと思うが、自分の場合は散歩をするだとか、好きな作品を見るだとか、友だちと会う・話すだとかだ。

 頭の中で炎の光を見つつ、そんなことをする。そうすると、それで炎の力が上がることはなくても、下がることもない。

 そうやって持続させておけば、そのあと自然とまた炎の力は上がっていく。

 引き上げることが必要な場面もあるが、無理に引き上げてばかりでは、いずれすり減って燃え尽きてしまう。

 自分の炎を信じることが、大切なのだろう。

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